浦渡氏系図家譜支流(宮城家)
資料について
『浦渡氏系図家譜支流(宮城家)』は、多良間船筑常基から数えて4代目となる塩川目指常守の次男で仲筋仁也常業を系祖として作成された家譜である。史料の表題下には「仲筋〔以下欠落〕」とあり、前半は和系格による系図、後半は各個人の記事などを収録した家譜によって構成される。系図には常業から続く男性・女性の名前および生没の日時などが付され、家譜には男性の生没年や元服した年、就任した役職などが列挙される。記事は順治14(1657)年生まれで系祖とされた仲筋仁也常業から生年未記載(明治41 年ヵ)の常栄までを収録されている。