六諭衍義 (光緒三年丁丑十一月吉日寫之)
資料について
本資料は、「六諭衍義」の琉球版である。完本ではなく、前半か欠落しており、「聖諭第二条」の後半から「聖諭第四条」までが収録されている。すなわち、項目としては「尊敬長上」の後半の一部、「和睦郷里」「教訓子孫」の3つが収録されている事になる。また、本書には他の六諭衍義には見られない図が最後の丁に記されていた。この図についても翻刻し、示した。今後の諸本との関係がわかる内容である。資料は完本ではなかったが、今回の翻刻から琉球王国末期の写本であることと、多良間に伝わる他の「六諭衍義」との関係が今後明らかにすることができると思われる。