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<塩川村福里下地仁屋玄晨嫡子>
下地玄長
右、塩川村耕作仮筆者池村朝伊、御用布宰領として宮古嶋江渡海ニ付、帰帆之間足申渡
候、以上、
六月九日
<仲筋村目差>
譜久山恵常
<水納村目差> <塩川村与人>
我如古恵奉 垣花恵章
同十日戊午、晴天、風戌亥之間
同十一日己未、晴天、風寅之方、八ツ後時分小雨降、
一渡嘉敷船之儀、四ツ後時分出帆、入相時分寅卯之間江走参候事、
同十二日庚申、晴天、風午未之間、九ツ時分小雨降、夜ノ九ツ時分潤雨降、
同十三日辛酉、曇天、風未之方、四ツ後
<塩川村の福里下地仁屋玄晨の嫡子>
下地玄長
右の者は、塩川村の耕作仮筆者池村朝伊が御用布宰領として宮古島へ渡航しているため、帰任するまでの期間、(耕作仮筆者)足役に任命する。以上。
六月九日
<仲筋村目差>
譜久山恵常
<水納村目差>
我如古恵奉
<塩川村与人>
垣花恵章
六月十日戊午、晴天、風は戌亥の間(西北西)。
六月十一日己未、晴天、風は寅の方(東北東)、八つ後時分(午後四時頃)に小雨
が降る。
一、渡嘉敷船は、四つ後時分(御前十一時頃)に出港し、入り相い時分(夕暮れ)には寅卯の間(東よりの東北東)へ帆走していった。
六月十二日庚申、晴天、風は午未の間(南よりの南南東)、九時分(午後十二時
頃)に小雨が降る。夜の九つ時分(午前十二時頃)には潤雨(しとしと雨)と
なった。
六月十三日辛酉、曇天、風は未の方(南南西)、四つ後
