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「39
九ツ時分出帆、八ツ時分寅之方江走参候
 事、
 
   同二十日庚午、晴天、風子之方
一馬艦船壱艘、水納島江致汐懸候事、
   同二十一日辛未、晴天、丑寅之間
一右船之儀、八重山嶋ゟ如御国元致出帆候處、高風相成乗戻、水納嶋汐懸之由ニ而、此元
 廻船仕候事、
   同二十二日壬申、晴天、風卯辰之間
   
   同二十三日癸酉、曇天風辰巳之間、八ツ時分雨降
    、
    覚                    
                        「<仲筋村耕作筆者>
                             高江洲仁屋」<消し>
「本文、高江洲仁屋事、先達而相済置候処、宮古嶋ゟ旅順帳罷下、跡関ニ成候付消し」朱
 <右、御用布宰領として幸地船ゟ宮古嶋江渡海申渡候、以上、

九つ時分(お昼十二時頃)に出港し、
 午後三時頃に寅の方(東北東)へ帆走していった。
 
   四月二十日庚午、晴天、風は子の方(北)。
一、馬艦船一艘が水納島に停泊した。
   四月二十一日辛未、晴天、風は丑寅の間(北東)。
一、右の船(馬艦船)は、八重山島から御国元(沖縄島)へ向けて出港したが、高風とな
 ったため舞い戻り、水納島へ停泊するためにここもと(多良間島)に廻送した。
   四月二十二日壬申、晴天、風は卯辰の間(東南東)。
   
   四月二十三日癸酉、曇天、風は辰巳の間(南南東)で、八つ時分(午後三時頃)に
    雨となった。
    、
    覚                    
                        「<仲筋村耕作筆者>
                             高江洲仁屋」<消し>
「本文の高江洲仁屋について、以前に決まっていたが、宮古島からの旅順帳が届いたため、後回しとなったため、削除する」(朱字)
 <右の高江洲を御用布の搬送責任者として幸地船から宮古島への渡航を指示した。以上。
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