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「20
前泊浜江役人・筆者、両村老若男女共、
 島中居分之牛馬罷出、例之通祈願相勤候事、
  附、泊御嶽つかさ幷両村二才頭中、早朝いへ内江御香焼上、四ツ時分御拝仕、御香焼
   上通ニ而干潮之時分、虫舟両人ニ而持行、港口之外江投捨候事、
一役人・筆者・加勢中、いへ外江仮屋相作着座仕、村中之面々者浜江相揃一統慎居、右虫
 舟投捨罷帰候之間者、役人・筆者・加勢・村中之面々ニ到迄、茶・たはこ・湯水・飯米
 等聊給不申、相勤候事、
  同二十七日丁未、晴天、風午之方
  同二十八日戊申、晴天、風子丑之間、

前泊浜へ役人・筆者・加勢が両村の老若男女と
島中の牛馬を引き出して、慣例通り祈願
 した。
  付けたり。泊御嶽の司と両村の二才頭たちは、早朝にイベ内で御香を焼き上げ、四つ
   時分(午前十時頃)に御拝(みはい、拝礼)をし、御香焼を絶やさず、干潮の時
   分に虫舟を二名で運び、港口の外側へ投げ捨てた。
一、役人・筆者・加勢たちはイベの外側に仮小屋を設えて着座し、村人たちは全員浜に勢
 揃いして畏まった。(二名の者が)右の虫舟を投げ捨て浜へ戻るまでの間、役人・筆
 者・加勢そして村人たちすべての者は、茶・タバコ・湯水・飯米等の飲食を全く取らず
 に(ウプリの)儀式を行った。
  三月二十七日丁未、晴天、風は午の方(南)。
  三月二十八日戊申、晴天、風は子丑の間(北よりの北北東)、
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