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「13
一役人・筆者・加勢中、いへ外江仮屋相作着座仕、村中之面々ハ浜江相揃、一統慎居、右
 虫舟投捨罷帰候之間者、役人・筆者・加勢、村中之面々ニ到迄、茶・たはこ・湯水・飯
 米等、聊給不申相勤候事、
 <八重山島行>
一馬艦船壱艘、八ツ時分当津致汐懸候事、
  同十七日丁酉、晴天、風寅卯之間
一麦之為大祭、役人・筆者・加勢、村中之面々召列、各構之嶽々祈願相勤候事、
  附、御供物之儀、例之通御願料之内ゟ備上候事、
   覚
                 <塩川村東里塩川仁屋嫡子>
                         狩俣仁屋


一、役人・筆者・加勢たちはイベの外側に仮小屋を設えて着座し、村人たちは全員浜に勢
 揃いして(皆)畏まった。(二名の者が)右の虫舟を投げ捨て浜へ戻るまでの間、役
 人・筆者・加勢そして村人たちすべての者は、茶・タバコ・湯水・飯米等の飲食を取ら
 ず(ウプリの)儀式を行った。
 <八重山島行の>
一、馬艦船一艘が八つ時分に当島の港に潮懸り(停泊)した。
 三月十七日丁酉、晴天、風は寅卯の間(東北東)。
一、麦の大祭として、役人・筆者・加勢らは村中の面々を引き連れて、各村の嶽々に祈願を行った。
  付けたり。(各嶽への)供物については、慣例通り御願料の中から支出した。
   覚
                 <塩川村東里塩川仁屋の嫡子>
                         狩俣仁屋
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