6ページ目

ページ数:006(全138ページ中)
  • 翻 刻
  • 現代語訳

「6
一諸作毛江諸虫不差障為、大下りと申祈願ニ付、前泊浜江役人・筆者・加勢、両村老若男
 女共嶋中居分之牛馬罷出、例之通祈願相勤候事、
  附、泊御嶽つかさ幷両村々頭中、早朝いへ内江御香焼上、四ツ御拝仕、御香焼上通ニ
   而干潮之時分、虫舟両人ニ而持行、港口之外江投捨候、
一筆者・加勢中いへ外江仮屋相作着座仕、村中之面々者浜江相揃、一統慎居、右虫舟投捨
 罷帰候之間者、筆者・加勢村中之面々ニ至迄、茶・たはこ・湯水・飯米等聊給不申、相
 勤候事、
  同七日戊午、曇天、風亥子間


一、諸作毛(作物)に害虫が付つかないようにと、大下り(ウプリ)と言う祈願を行うた
 めに、前泊浜へ役人・筆者・加勢、両村の老若男女、および島中の牛馬も引き出して、
 慣例通り祈願を実施した。
  付けたり(補足)。泊御嶽の司および両村の村頭たちは、早朝にイベ内で香を焼き、
   四つ御拝を行い御香焼を絶やさず、二名の者が干潮の時分に虫舟を運び、港口の外
   側に投げ捨てた。
一、筆者・加勢たちはイベの外側に仮小屋を設えて着座し、村人たちは全員浜に勢揃いし
 て(皆)畏まった。(二名の者が)右の虫舟を投げ捨て浜へ戻るまでの間は、筆者・加
 勢そして村人たちすべての者は茶・タバコ・湯水・飯米等の飲食を取らず(ウプリの)
 儀式を行った。
  二月七日戊午、曇天、風は亥子の間(北よりの北北西)。
横にスクロールをして閲覧してください