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〔明治十六年正月条〕
同十八日庚子、曇天、風子之方、時々小雨降
同十九日辛丑、曇天、風子之方、時々小雨降
同廿日壬寅、曇、風子丑之間
同廿一日癸卯、晴天、風寅卯之間
同廿二日甲辰、晴天、風巳午之間、夜ノ九ツ時分ゟ子之方ニ而雨降
同廿三日乙巳、晴天、風丑寅之間
一火輪船壱艘、四ツ時分寅之方ゟ走出、当島前之沖ゟ八重山島之様走通候事、
同廿四日丙午、曇天、風午之方、入相時分ゟ雨降ニ而、子之方相成候事
同廿五日丁未、曇天、風子丑之間
同廿六日戊申、曇天、風寅之方
明治十六年(一八八三年)正月十八日庚子、曇天、風は子の方(北風)、時々小雨が
降る。
正月十九日辛丑、曇天、風は子の方(北風)、時々小雨が降る。
正月二十日壬寅、曇、風は子丑の間(北北東)。
正月二十一日癸卯、晴天、風は寅卯の間(東北東)。
正月二十二日甲辰、晴天、風は巳午の間(南南東)、夜の九つ時分(十二時頃)から
子の方(北風)となり雨が降る。
正月二十三日乙巳、晴天、風は丑寅の間(北よりの北北東)。
一、火輪船一艘が四つ時分(午前十時頃)、寅の方(東よりの北北東)を航行し、当島(多良間島)の前方の沖あいから八重山島方面へ向けて通過していった。
正月二十四日丙午、曇天、風は午(南)で、日の入り頃から雨が降り、(風は)子の
方(北)となった。
正月二十五日丁未、曇天、風は子丑の間(北よりの北北東)。
正月二十六日戊申、曇天、風は寅の方(東よりの北北東)。
