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相立、諸事之下知方可相勤申候、右通役人差離候ニ付而、
 風俗彼是耕作方付油断勝有之積候間、毎月壱度ツヽ与人・目差賦合、耕作筆者召列罷渡、
 下知方可入念事、
  【県史版:
   一右村之儀、地面狭有之候上砂地ニ而、作職方不行届、多分漁猟之働を以相営候故、
    冬向右之働不罷成節者及難儀由候間、以来諸作毛年<念カ>入方者勿論、兼而漁
    猟之働を以飯料其外日用之品買求置、不及難儀様取分可致下知事、
   一右村人ニ死去四十九日ニ者、ミキ酒肴料理等相調祭、焼香人共江モ致馳走候由、
    如何之事候間、以来右様致馳走候儀可差留事】
一不依何船、潮掛并破損之砌者、船方之諸用無間違相弁、早速多良間島噯之役人方江茂右
 之筋飛船を以相届、尤天気之支有之、渡海難成候ハヽ遠目所致立火、多良間島相通候様、
 小横目・村筑両人江可申渡事、
  附、異国他国船【并唐大和船】漂着之砌者、遠目所本ニ〆(シテ)近所三方江昼者煙立、
    夜者致立火、早速多良間島江相通候様可申渡置候、
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